あやまちは、安き所に成りて、必ず仕る事に候ふ

徒然草 第109段 高名の木登りといひし男、人を掟てて、高き木に登せて、梢を切らせしに、いと危く見えしほどは言ふ事もなくて、降るゝ時に、軒長ばかりに成りて、「あやまちすな。心して降りよ」と言葉をかけ侍りしを、「かばかりに … Read more あやまちは、安き所に成りて、必ず仕る事に候ふ