“ ――民主主義と関連して、作中では戦争批判も描かれています。  「主に同盟側の主人公ヤンに語らせていますが、私自身、安全なところにいて主戦論を唱える人は気に入らない。また、民主的な社会では、一番被害を被る人たちが、実は一番好戦的になるという皮肉がある気がします。メディアも関係しているのかもしれません。国民が自分たちで政治家を選び、メディアが世論をつくり、戦争という方向に国や国民を追いつめていく」 ”

――民主主義と関連して、作中では戦争批判も描かれています。
 「主に同盟側の主人公ヤンに語らせていますが、私自身、安全なところにいて主戦論を唱える人は気に入らない。また、民主的な社会では、一番被害を被る人たちが、実は一番好戦的になるという皮肉がある気がします。メディアも関係しているのかもしれません。国民が自分たちで政治家を選び、メディアが世論をつくり、戦争という方向に国や国民を追いつめていく」