淋病:抗生物質効かぬ菌を検出 京都の女性から

 淋病:抗生物質効かぬ菌を検出 京都の女性から
 京都府の風俗店で働く女性1人から、淋病(りんびょう)治療に最も有効とされる抗生物質「セフトリアキソンナトリウム」が効かない耐性菌(淋菌)が検出されていたことが分かった。菌は09年に発見され、現在まで他の人から見つかったとの報告はないが、監視強化が急がれそうだ。
 この菌は女性ののどから検出された。日本とスウェーデンのチームが、セフトリアキソンナトリウムがこの菌に効かなくなる耐性を取得していることを確認。菌の名称を発見者の頭文字を取って「H041」とした。
 
 現在、セフトリアキソンナトリウム以外に有効な治療法がなく、新しい抗菌薬の開発を待つしかないという。
 淋病は性感染症の一つ。医療機関から毎月、患者数が報告される国立感染症研究所によると、09年は9285人の報告があった。
2011年7月21日   提供:某新聞社
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セフトリアキソンナトリウムがこの菌に効かなくなる耐性を取得している
というのは間違いで、または日本語として不安定で、
「セフトリアキソンナトリウムがこの菌に効かなくなる」ことは耐性取得なのだけれど
取得したのは「この菌が耐性を取得した」ので
たとえば
この菌は耐性を獲得してセフトリアキソンナトリウムが効かなくなったことが確認された
などとすれば意味がわかる。
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現在、セフトリアキソンナトリウム以外に有効な治療法がなく、新しい抗菌薬の開発を待つしかないという。
という一文も意味不明。
セフトリアキソンナトリウムは効かないと確認されたと書いているのに。
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菌は09年に発見され、現在まで他の人から見つかったとの報告はないが
というのもひどい文章で常識で考えればわかるはずだろう