子どもたちの苦難

子どもたちの苦難

現代に生きる子どもたちは昔はあった苦難を知らないのだが
昔はなかった苦難を生きなければならない

ひとつは携帯、スマホ、ゲーム機などが出まわって、子供を商売のネタにしている大人がいることだ
子供がハマってしまうように作ってあるのだから困ったものだ

ひとつはいじめとか体罰とか、また虐待とか、弱い立場の人間が苦しむようなことを
子供は押し付けられやすい
昔もあったけれども、現代ではもっと陰湿になっている感じはある

ネット情報などで情報が増幅されている側面はあって
子どもの世界でも抑制が効かなくなっているというか、ストッパーがなくなっている感じはあると思う

さらにゲームとかネットを長時間続けていることによる脳への影響がどんなものか
これから徐々に明らかになってくるのだろうと思う

ゲームやネットにこれだけ多くの時間を捧げる成長の仕方をした世代はこれまで人類史上なかったのだから
そのような人がおとなになって高齢者になって
どのようなことになるのか、正確にはわからない

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いったい、大人たちが、子供のために、本気で良い教育環境を考えているのかどうか疑問である
孟母三遷の教えがあるが
現代では三遷したところでスマホもPCもマスコミもくっついてきてしまう
孟母ならどうしただろうか

逆に孟子ならばうまくコントロールしただろうか

知能が低いということの意味は、読み書きが苦手というだけのことではなくて、
環境の影響をまともに受けてしまうということだ

知能が高ければ、ある程度逆境にも悪環境にも耐えることが出来る
そうでない場合には、環境が悪ければ、それに応じて、そのとおりの精神内容が出来上がる
それはしかたのないことだ
大人の責任は環境を整えることである

子供が生身の人格から生き方を学ぶ
そのことに大人はもっと敏感になり責任を感じていたいものだ
子供は親とそっくりの歩き方をするのである