安全性の問題  歩きスマホの危険性、交通事故はもちろん、スマホ操作に意識を集中している間に狙われる路上わいせつなどの事件も起こっています。 教育マナー面の問題  会議や食事の場でもスマホをいじる、話し相手がいるのに顔を上げずに話すなど、所構わずに使う行儀の悪さ。また、表情を読み取ることが不得手など対人関係能力にも影響が出ることがあると問題視されています。 健康への影響  スマホの使いすぎによる睡眠不足や睡眠障害、長時間同じ姿勢で使い続けることによる健康被害(中にはオンラインゲームのやり過ぎで急死するケ

スマホのいろいろな問題点と依存について

安全性の問題

 歩きスマホの危険性、交通事故はもちろん、スマホ操作に意識を集中している間に狙われる路上わいせつなどの事件も起こっています。
教育マナー面の問題
 会議や食事の場でもスマホをいじる、話し相手がいるのに顔を上げずに話すなど、所構わずに使う行儀の悪さ。また、表情を読み取ることが不得手など対人関係能力にも影響が出ることがあると問題視されています。
健康への影響
 スマホの使いすぎによる睡眠不足や睡眠障害、長時間同じ姿勢で使い続けることによる健康被害(中にはオンラインゲームのやり過ぎで急死するケースも)など。
精神面への影響(依存、中毒)
 スマホが使えないと禁断症状が出たり、イライラや集中力欠如が見られることも。
社会的なブームになって多くの人がのめり込む現象を問題視する風潮は以前もありました。テレビゲームや漫画の時も、そしてテレビも見すぎるとバカになる、と言われていました。
 最近ニュースになった英国内の調査では、年間2000万人がスマホを使用していたことが原因で電車やバスを乗り過ごしていたそうです。平均するとロンドン市民は1年に2回、降りるはずの駅を乗り過ごしている、と。この問題は、英国民の51%に影響を及ぼし、通勤者の15%が会議に遅刻するという結果を招いているとのことです。
 スマホ依存もしくは、スマホ中毒という言い方もあります。未だ定義の曖昧な言葉ですが、実際の「中毒」はちょっとシャレにならない深刻さがあります。はじめは問題の深刻さを感じなくても、気がつくと自分では止められなくなっているというのが中毒です。
「自分では止められない」「歯止めがきかない」という状態が、中毒で気をつけたいポイントです。
スマホ中毒には2つのタイプがあります。PCと違ってスマホ特有の分類かもしれません。ネットゲームかSNSかといった問題ではありません。
 1つは、やることが明確でそれにハマっているタイプ。スマホを使う特定の目的があるタイプです。集中型と言ってもいいでしょう。
 比較的本人も自覚しやすく、また周りも気づきやすい。PCのネット依存でよくイメージされ、ひどい状況なら逆に抜本的な対策がとりやすいのがこのタイプです。
いろんなことが気になって次々にアプリを切り替えながら「終われない」タイプ。注意散漫型のスマホ依存です。
 なぜこちらが注目かというと、顕在化しやすい前者と違って、自覚も周りの認知も難しいからです。「情報収集しているだけ」などと言い訳しやすいため逆に「歯止めがきかない」のです。
 本当にそれが仕事上も有効ならいいのかもしれませんが、実は、単なる脱線だと自覚しているようなら、精神衛生上も良くありません。
 気が散って集中できないため、仕事のパフォーマンスも上がりにくくなります。気づかないうちにだらだらする、少しずつ深刻な依存にハマっていく典型的なパターンです。
 振り返ってみて何をやっているかが分からない状態になっている。少しのはずの隙間時間が拡大してスマホをずるずる使っている場合は危険信号です。
 自覚のない習慣化は特に怖い。
 対策としてよく見かけるのは、「自分でルールを決める」というものです。
 例えば、メッセージアラートを切る、スマホをポケットではなくカバンに入れたりパスワードを複雑にして使いにくくする、寝る前後に布団で使わない(脳にも良くない)、目覚ましに利用しないといったことです。
 試してみる価値はありますが、「自分で切り上げる」ことができない人は、これではあまりうまくいかないようです。
「歯止めがない」これが依存につながる一番の問題です。
具体的に効果が高いのは、スポーツ・運動をする。一定時間、物理的にスマホから離れるようにすることです。
 スマホを身につけられない状況を作れば、それが歯止めになります。体を動かすと気分もリフレッシュできます。
 あるいは、スマホを持たない人と旅に出る。話をせざるをえない相手や場所なら最適です。これも意外と効くようです。
スマホが限られた心の逃げ場になっているからやめられないという側面があるということです。時間の隙間から心の隙間に広がっているというところにも注意した方がいいということですね。
 スマホが常に手放せなくなっているのは今や洋の東西を問わないようで、この動画のように鍵をかけて手が届かなくなるようにする、それくらいの意識で、注意散漫にならず目の前の現実に集中することを真面目に考える必要が出てきているのかもしれません。
 他のことを忘れてリラックス、リフレッシュする時間を作る。大切なことですね。