モノみな全てに命があり神が宿る

ただひとつの神がすべてを支配する
というのも悪くないが
山にも海にも大木にも神が宿り
稲作の神もいて
雷も神の形で
自動車はお祓いするし
長年使ってお世話になった道具をもただの道具と思わず
感謝とかそういう次元ではなくて
生き物同士として離れがたいとかそんな感覚を抱く

役目が終わった電車とか飛行機を引退せさるときに
ただの金属の塊とは考えずに
家族の一人が死んだ時のように
また生き物がどこか別の場所に行くために別れを告げるように
心で感じながら対応するのも
いいものだと思う

これをアニミスムといって下等形態の宗教心性と片付けるのは
よくないように思う