100年後にカルテが読まれるとき

カルテをどう書くかと考えて
100年後に精神医学が大幅に進歩したとして
そのときに
ああなるほどと話がつながるようなカルテであって欲しいと思う

いまの我々には深い因果関係は分からないが
100年後には何か分かっているかもしれない
その目で見て、大切な要素がくっきりと表現されていたらとてもいいと思う

私達が現在の学説に興味を持ち
その目で症例を見れば
当然だが見方は偏り目は曇る
それでいいはずがない

100年後の学者が読んでも役に立つような書き方をすべきである

そのようなことをまとめて
現象学的記述という

例えば現在ならば
インタビューや活動の記録を全部ビデオに収録する方法がある
そのようなものがデータというものである

様々な解釈の可能性を許容しているが
たった一つの何かに決めつけることはしない
決め付ける前に必要な基本情報

客観的記録に限りなく近い何か