無宗教について

国際会議みたいな場所で人物の紹介をするときに
宗教という項目が出てきて
それぞれの人が当然のように宗教を語っている

その中で積極的な唯物論や無神論でもない、ただ単に
宗教については突き詰めて考える習慣がありません
というのでは
当然のことながら「未成熟」「子供」と思われてしまう

外観が未成熟であるし、英語が貧しいのでなおさら『子供』と思われているし、
さらに宗教や神について深いコメントができないので
子どもと言うよりも愚かなのだと思われてしまう
ましてや生きている神様がいてなんて言うに至っては
普遍宗教以前のアニミズム的世界なのかと驚かれる

ところが専門領域の知識は程々にあるものだから
更に奇妙に思われる

そのような日本人が(いまから反省すれば)無謀な戦争をして
戦後は経済的怪物になり
さらに原発事故で大迷惑という場合
神を信じない人たちはなんでもするでしょう
と言われるのではないかとも思う

救いなのは
ある程度教養のある層しか英語で発信しないので
そのあたりを知ることもない
(英語版毎日新聞を見ない限り)

ーー
韓国はキリスト教が広がっていて、奇妙に日本と対照的である
日本を韓国同様にキリスト教国にすることはできたと思うが都合があったらしい

また中国は独自の無神論であるから
自然に宗教に親しんで神という概念や死生観に親しんでいる人々にとっては
やはり怪物のように思えるのだろう

科学がここまで進歩した時点で
古い宗教と現代科学を接続する技術の一部分には密かな矛盾があって
大声では言わないが妥当な妥協だと考えられていると思う