パソナ的2014年的商売

おまけを当てにする心があって
それを商売に利用して
まんまと成功している事例は多い

その大掛かりなものが今回マスコミで言われている
竹中氏が人材派遣業のパソナの会長をしている
パソナでは著名人を招いて接待を繰り返している
その中に今回薬物で逮捕されたAska氏と女性が関係していて、
女性はパソナの側の人で接待係をしていたらしいという

自民党政治家の中で接待を受けていた人が数名すでに指摘されている
そして問題なのは結果的にパソナの利益になるようないろいろな人材派遣政策が実行されていることだ

「労働移動支援助成金」
前年度の2億円が今年度は150倍の300億円に増額された

一方で、天下りの問題で、怒っているお役人もいるようで、そのあたりからのリークではないかという話もある

政治家、著名人、薬物汚染、芸能人、女性接待、法律に後押しされて急成長する人材派遣業、その会長におさまる人物、というわけで、誰がどう見ても、「シロアリ」だらけの、壮観な構図である。

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話は違うが
最近は大学の学生課が、企業からのアルバイトとか就職の申し込みを受け入れないんですね
そういうことを扱う会社があるから、そちらに有料で登録してください、学生はそれを検索して
応募します
ということらしい

大学としては人件費削減だが
申し込む企業としては有料だし面倒なことだと思う
その大学の在学生や卒業生がほしいだけなのに

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いずれにしても、パソナの商売は、国際競争にさらされることもなく、
法律に守られ、暴利を貪り、その保険として、各方面に利益を分配し、
おまけに芸能人、薬物、女、など週刊誌的話題も満載で、2014年的風景である。

政治家を動かして税金に寄生する「シロアリ」がやはり一番儲かるらしい

しかし、政治家の皆さんは、国民から付託された自分たちの神聖な権力を
わずかのおまけが目当てでパソナをヨイショして
それで嬉しいのだろうか

わずかのおまけではなくて
巨額の政治献金なのだろうか

人材派遣会社の提供できるものは人材ということで
秘書か事務員を派遣してもらって支払いをしていないという例も
あるとの記事もある

それにしてもパソナの利益に比較すればしょぼい話なのだが
その辺の感覚がよくわからない