不幸の玉突き

ある夫婦が不幸だったとする

夫は氷のように冷たい妻について同僚の女医に語る

女医は抜き差しならない関係になり
その事をまた別の男性に話す

その男性と女医もまた抜き差しならない関係になる
その男性の従来からの愛人がそれに気づき警告を発する

男性は怯え上がり
その事をまた別の女医に相談する
そしてまた抜き差しならぬ関係になる

幸福な家庭が100あるならば問題はないが
99の幸福な家庭と1つの不幸な家庭があると玉突きが始まってしまう

飲み屋のママさんが聞かされる話はたいていは
職場と家庭の不和

こんなに文明の進んだ社会なのだから
職場と家庭の不和を最小限にするシステム開発などできそうなものだけれども

そして局所的な不和が玉突き現象で拡大することを防止する知恵もありそうなものだけれど

史上最高額の玉突き衝突という記事があり
高額車両が次々に巻き込まれたそうだ