大事にしてきたものが無価値になるとき

12月の31日、スーパーの閉店時間がいつもは10時なのに最後だから9時と知っていたので
8時20分ころに買い物に行った

ちょうど閉店セール開始の時だったようで
みかんが5キロで1000円、肉類は全部半額、魚も半額でこれでお正月を越せばいいのかと思って
かごに入れて行って
一回りしたあとにあれも買っておこうかなと思って肉の売り場に行ったら
もう綺麗サッパリ何もなかった

全部売れたのか
もう引っ込めてしまったのかはよく分からないが
驚くような速さだった

そこのスーパーは1月1日、2日と休みになるので売り切らないといけないのだろう
それにしてもある瞬間から価値がほぼゼロになり投げ売り状態になるのは
なにか教訓的な感じがした

人生の中で大事に大事にしてきたものが
人生の最後に近くなって全く無価値に等しくなるという
厳しい現実を考えた