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大事故が起こるまで原子力発電所のことをきちんと理解していなかった、理解しようとしなかった人たち。その一方で、よく知っていたのに、発言しなかった人たち。あるいは、その声を封じた人たち。
なぜ福島に東電の原発があるのかについて問題にしない人たち
被災した人々を分断して対立嫉妬させて補償金を安くすまそうとする手法の問題
もんじゅは１万個近い機器の点検を怠っていた。原子力規制委員会は無期限の停止命令。
そして日本は原発を輸出するのだという。安倍首相は、トルコでは原発2基を受注、ＵＡＥでも受注への下工作を行った。日本は既にヨルダンとも原子力技術協定を結んでいる。
この地域は核開発疑惑が問題になっているイランの周辺国だ。原発建設は表向きは平和利用だが、核開発への転用が可能であることから深謀遠慮が渦巻いている。
田畑も山も川も海も汚され、作物は売れず、健康まで脅かされ、暮らしは破壊された。原発はもうこりごりと思う人は少なくないが、首相は「日本の原発は世界で一番安全」と売り歩いている。
サッカー日本代表の弱さを証明した、続けて失敗した挙句のペナルティキックによるゴールで、ホームでのかろうじての引き分け試合にも、歓喜している人々、ニッポン! とビデオカメラの前で叫ぶ、要求水準が低い人たち。勝てないことに慣れきっている人たち。プロ野球で言えば横浜が善戦して引き分けに持ち込んで、歓喜しているのと同じ。
アベノミクスと名付けてへなちょこな古いアイディアをもてはやす人たち。ソニーに革命的なアイディアがないと批判するが、政府も霞ヶ関も同じである。三本の矢という嫌な感じの命名法。中身が無いのに言葉だけで演出することの無理さ加減。
アベノミクスがマーケットの失望を呼び株価が値下がりすると、株価が客観的な評価なのだとばかりに、失望を口にする人たち。批評家ばかりがいる。コミットしない。アベノミクスはひどいことを承知のうえで、なんとか前に進むのが現場ではないのか。
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共通して言えるのは、
何も見ようとしないなら、見えるはずはないということ
頭の中に先にテンプレートがあるので、そのテンプレートの通りにしか見えない
結局株を高値で買い、損を塩漬けするのも皆同じ
外資保険会社が疾病保険で大コマーシャルを続けているのも、何も知ろうとしない人には、コマーシャルが有効だからなのだろう
嘘を言ったわけではないと開き直る。強制していないと開き直る。
韓国が問題にしている例の問題でも、強制はなかったと言いはる。その場合に、どんな「自由」があったというのだろうか。
大量のビールのコマーシャル。そこに物理的な強制はないとは言える。しかし心理学的に強制力があるから、コマーシャル代金に値するのだ。
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