分析認知療法 Anaiytic-cognitive therapy ANCOT

精神的な困難の原因を探るとして二つの大きな柱は
精神病理学と精神分析学だと思う

器質性の疾患については精神病理学
心因性の疾患については精神分析学
がまずもっとも蓄積があり説得力もある

PCの不具合の時にハードの問題なのかソフトの問題なのかと
考えるのと似ているとたとえとして用いてもよいかも知れない

問題がソフトにあるならばパッチを当てたりバージョンアップすればいいことだ
それに相当するのが認知行動療法である

したがって
個人的な結論としては
1.まず問題がハードなのにあるのかソフトにあるのか見極める
2.ハードの問題ならば第一に薬剤が大切である
3.ソフトの問題ならば薬剤を開始すると共に、精神分析で原因を見極めて
認知行動療法でソフトを改善、バージョン・アップすれば
解決するだろうと思う

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イギリスのしょぼい流派が自分たちのことを
cognitive-analytic therapy と自称しているのだが
多くの弱小流派と同じで
認知行動療法と同じくらい効くと言い張っている
なぜかいずれも認知利用法と同じく16回で治ると言い張る

みんな同じからくりでみんな同じようにしょぼい
いい治療法部分はおおかた認知行動療法が取ってしまったので
仕方がないと思われる

しかしそのことを確認するためにも
認知分析療法の文献を集めて読む羽目になっている

読んでみると、ほかのインチキ流派よりは少しはまともで、まともである故に
穏当な意見しか言えず、従って埋没してゆくようである

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誰がどう考えても
ソフトの不具合ならば
精神分析で原因を探り
認知療法でソフトの手直しをすればいいに決まっているので
個人的に「分析認知療法」と名前を付けて研究することにした。 
だつて分析してから認知療法するのだから、このネーミングが正しい

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この世界ではACTが既に二つもあり紛らわしいのだが
Anaiytic-cognitive therapy を素直に頭文字を取ると これもACTになってしまう

そこで個人的にANCOTと名付けることにした
日本語では分析認知療法である。 

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世界ANCOT学会事務局を品川心療内科に置き
会長は私が務める

日本ANCOT支部は新橋心療内科に置き
日本支部会長はI先生にお願いする
ANCOT治療者としての経験と適性を見極めて
I先生が極めて恣意的に資格を認定する

世界ANCOT学会事務局の事務長は田中、事務局員として木幡、高野が当たる。
誰も英語は出来ないので全て日本語しか受け付けない。
といっても誰も全く用はないと思うので電話もない。

ただここで明らかに設立を宣言したので、そのつもりでよろしく。
約款その他は追々明らかにする。
その中で入会規約、入会費用、維持費用、ワークショップ参加費用、その他を発表する。
まず法人登記をしよう。