愛の果実は苦しみの果実だが 追憶のような甘さを隠している

人に愛されることを欲しない
愛されることは苦しみの根である
人を愛することを欲しない
愛することは苦しみの根である
 
愛されれば その愛をいつも求めるようになる
そのようにして他人に依存することは
やがて苦しみの葉を繁らせる
愛すれば その愛の報いを求めるようになる
そのようにして他人に依存することは
やがて苦しみの葉を繁らせる
 
苦しみの味を知ることも人生である
愛は苦しみへの罠だと知ること
そのために人生があるとしても悪くない
そのようにしてこのひどい人生を肯定したい気持ちもある
 
愛の果実は苦しみの果実だが
追憶のような甘さを隠している