白雪姫の義母は美しかったと思う

白雪姫の義母は
自分の美しさが生きる支えだったし生きる理由であった
だから自分より美しい白雪姫の存在を許すことができなかった

そういうことは世界によくあることだ

長所はそのまま、破滅への第一歩である

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義母が自分の美しさをどのように認識していたかについて考えると
鏡を道具にして知るしか、他に方法がなかっただろうと思う

鏡に映る自分は大変限定された情報である
それを元にして自分の像を脳の中で再構成するとかなり間違ったものであることもあると思う

しかしいずれにしても
義母が鏡に問いかけるのは
理由のあることだろう

他の方法としては夫の言葉に頼る事も考えられる
しかし義母はその方法を採用しなかった
そういうものだろうと思う

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