“ 「武士の家計簿」という映画を見て原作に手を出したのだが、予想をはるかに上回る面白さ。 加賀藩の会計担当の下級武士の一族が、幕末から明治維新にかけて、どうやって生き延びたのか という記録。 なぜそんなことがわかるのかというと、この家の当主がつけた家計簿が残っているからだ。 天保13年(1842年)から始まり、明治12年(1879年)まで続き、饅頭ひとつ買っても記録した帳簿が、 36年分も残っているから。 ”

「武士の家計簿」という映画を見て原作に手を出したのだが、予想をはるかに上回る面白さ。
加賀藩の会計担当の下級武士の一族が、幕末から明治維新にかけて、どうやって生き延びたのか
という記録。
なぜそんなことがわかるのかというと、この家の当主がつけた家計簿が残っているからだ。
天保13年(1842年)から始まり、明治12年(1879年)まで続き、饅頭ひとつ買っても記録した帳簿が、
36年分も残っているから。