“庶民でも買える低価格自動車の登場などによって、現在爆発的に自動車の普及が進むインドで、一風変わった自動車が売れている。製造販売にあたるのは、新興財閥系のアーナンダ自動車。自動車に「当たり」を付けたところ、前年比690%増という驚異的な売り上げを記録したという。  ガネーシャのエアバッグにはおよそ20台に1台の割合で「当たり」のくじが入っており、車が衝突した際、開いたエアバッグの中に当たりくじが入っていれば、もう1台ガネーシャがもらえる仕組みになっている。  この「当たって当たろう」キャンペーンを始めた

“庶民でも買える低価格自動車の登場などによって、現在爆発的に自動車の普及が進むインドで、一風変わった自動車が売れている。製造販売にあたるのは、新興財閥系のアーナンダ自動車。自動車に「当たり」を付けたところ、前年比690%増という驚異的な売り上げを記録したという。
 ガネーシャのエアバッグにはおよそ20台に1台の割合で「当たり」のくじが入っており、車が衝突した際、開いたエアバッグの中に当たりくじが入っていれば、もう1台ガネーシャがもらえる仕組みになっている。
 この「当たって当たろう」キャンペーンを始めた9月以降、ガネーシャの注文が殺到。7台に1台の割合で自然爆発を起こすことから「インディアンルーレット」などとも呼ばれるインドの自動車事情をうまく利用したかたちだ。”