頭の字が語彙の最初にあって、人体の一番上にある部分、日本語でアタマ、英語でHeadを示す場合は「ヅ」(ズにあらず)と発音します。頭痛(ヅツウ)頭蓋骨(ヅガイコツ)頭巾(ヅキン)頭上の敵機(ヅジョウの・・・)。従って頭部外傷は(ヅブガイショウ)が正しいのです。因みになんでズでなくてヅなのか、といいますと、正しい発音はduドゥなので、片仮名表記はヅなのです。 語彙の2番目以下に頭の字が来ると、(トウ)の発音になるのです。側頭部(ソクトウブ)後頭部(コウトウブ)。でも、偏頭痛は頭痛が主ですのであくまでヘンヅツ

頭の字が語彙の最初にあって、人体の一番上にある部分、日本語でアタマ、英語でHeadを示す場合は「ヅ」(ズにあらず)と発音します。頭痛(ヅツウ)頭蓋骨(ヅガイコツ)頭巾(ヅキン)頭上の敵機(ヅジョウの・・・)。従って頭部外傷は(ヅブガイショウ)が正しいのです。因みになんでズでなくてヅなのか、といいますと、正しい発音はduドゥなので、片仮名表記はヅなのです。 
語彙の2番目以下に頭の字が来ると、(トウ)の発音になるのです。側頭部(ソクトウブ)後頭部(コウトウブ)。でも、偏頭痛は頭痛が主ですのであくまでヘンヅツウです。 
さて、頭の字が人体の一番上を指すのではなく、組織の一番上を指す場合、日本語でカシラと呼びますがこの場合は語彙の最初にあっても(トウ)です。銀行の頭取(トウドリ)、馬賊の頭目(トウモク) 
日本における漢字の読み方はシナ大陸からもたらされた発祥地と時代によって非常に異なるので、どの読み方が正しい、という法則はありません。ただ、この語彙はこう読む、と一旦決まったらそれに従う、というのが日本語の教養とされてきたのです。頭の字の読み方も、頭痛・頭皮・頭部・頭蓋・・・はすべてヅ・・と読むほうが教養の高さを示すので、自分は教養人だと自負する人は須くヅご発音すべきなのです。
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悪という漢字は、日本語でワルイという意味ですが、もの事を、ある規準点より上を「ヨイ」、下を「ワルイ」と表現することに決めたとすると、その悪い方を示す漢字は「アク」と読みます。例えば、病状が、ある時点から比べると悪い方に移った場合は「増悪」と書いて「ゾウアク」と読みます。また、日本語でワルイと云っても、それが気分がワルイ、感じがワルイ、といった、心の動きが悪い方に傾く場合の読みは「オ」です。漢語の「憎悪」の読みは「ゾーオ」ですが、「憎」の字が「リッシンベン」であることから、心・感情がワルイことを言っているのだと理解出来るでしょう。 
ですから、例えば、「悪心」。これを「オシン」と読めば、胸がむかついて気持ちが悪い状態を示すのであり、あいつはけしからんから、殺してしまおう、という場合は、そう思うという心の問題ではあっても、道徳という規準に照らしてワルイことですから、「アクシン」なのです。 
昔、源氏の御曹司で、「悪源太義平」という武将がいたそうですが、この場合の「悪」はワルイという意味ではなく、勇猛な、と、良い意味で使っているらしいですね。ま、昔はそんな感覚もあったかもしれませんが、オと読む場合はココロの状態を示すのだということを覚えていて下さい。悪寒、嫌悪、好悪・・