対人関係分析→葛藤分析でずいぶん整理で来てしまうのではないか

マズローの欲求の階層表なんかでもみるように
現代日本ではすでに下位の欲求は
満たされているので
あとは上位の欲求
するとたいていは対人関係になる
自己実現を対人関係と関係なく実行できる人はずいぶん偉い
たいていは自己実現も
他人に承認されるという要素が強いと思う
自己実現で短歌やるなら
孤独にやれっていいたい
みんなで結社をつくって
ボスの周りで
寵愛を競い
結局はあられもない肉体関係で
婚外子を儲けた女性が
なんか偉いとかそんな感じで
何が短歌の道なんだろうか
対人関係の問題だと
結局、二つくらいのパターンで
嫌な人と離れられない
好きな人と近づけない
そういうことでしょう
嫌いな上司といつまでも離れられないとか
嫌な親と離れられない
嫌な担任と離れられない
嫌な子供がまとわりついてくる
恋人が嫌になっているんだけれども
仕事の関係で離れられない
夫婦ならローンと子育てで離れられない
逆に
近づきたいけどどうしようもないというのが
不倫とか
そんなたぐい
対人関係の悩みって
CATとかIPT的に簡略化すれば
この2つくらいじゃないか?
むかしからいう
思うに別れ、思わぬに添う
嫌いな上司とわかれられればそれでいいはず
お金欲しいからそうはできない
嫌いな人から遠ざかる、好きな人に近づく
が原則じゃないかな
それがいい対人関係だよ
嫌いな人と近くにいて喧嘩したり緊張しているのが
良くない対人関係
嫌いな人も好きになってしまえというのも
昔からあるし
ある程度できるけれども
今の日本社会では
我慢しないで済ませられないかと
みんな望んでいると思う
忍従は
価値を置かれていない
一般化できそう
まずその人の対人関係の実情を聞くでしょう
たいてい、嫌いなんだけど、離れられない
または好きなんだけど、近づけない
でも前者が圧倒的に多い
なぜなのかというと、
コンフリクトがあるから
嫌いな上司を嫌いといってしまうと失業する
など
だから対人関係が整理できない背景にはコンフリクトがある
コンフリクトを解消するために多少の提案ができるはず
妻が嫌いだという場合
妻と別れればいいのだけれど
それだと色々と問題が起こる
だから
こっそり風俗に行く
対人関係分析→葛藤分析
でずいぶん整理で来てしまうのではないか
嫌いな人、誰
その人から離れられない理由、何
で、とりあえず分析完了
その先は難しいけれど
たいてい、嫌いでしようがない人がいる
だから2時間ドラマでいつも人が殺されている

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そんなにも嫌なのになぜきっぱりと別れられないかと分析すれば
そこに
その人の選択している価値観が浮かび上がる

その価値選択でいいのかと
問い直し
やはりその価値選択でいいならば
そのまま生きるしかないだろうと伝える
そのうえで比較的我慢しやすい方法を伝える

この人生は我慢出来ないことなど一つもないようにできているのだから
すべてを耐えてみせようではないか