テレビで話すこととネットで広告すること

テレビで話すこととネットで広告することには
嘘が含まれていて当然で
お祭りの時のほら話と同じと考えているようだ

スポーツ選手は当たり前のように優勝すると言っているが
相手もあることなのでそんなはずはない
ただテレビカメラの前で何を言えばいいのか空気を察しているので
必要な程度のサービスをする
それが当たり前になった
だから視聴する側ではそれを差し引いて見ている
すると差し引いて見られることを制作者は計算するのでますます言葉も態度も膨張する

ネットでの意見や広告も同じ
そのままを信じ込む人もいないだろうと言うことでやや大げさな書き方をしてもいいと思ってしまう
絶賛の嵐とか
その延長で食べログ事件とかも発生する

多少の嘘が前提でしょうというお祭り気分があるのかどうか
お祭り気分の人を妙にまじめに
違うだろうと言ってみても始まらないのだが
純粋無垢な人をそれでだますなら良くないわけだ

むかし原野商法でだまされて損をした人が
今回再度狙われて
むかし原野商法でつかまされた価値のない土地を高額で買い取りますと宣伝して
ついては最初にお金がいくら必要などといって
お金を引き出してどこかに消えてしまうのだという
原野商法でだまされた人の名簿があって
それを使って電話をしてもう一度だますのだとのことだった

常に嘘しか言わないと認定されている人たちから
常に正しいことを言うと期待されている人たちまで
幅があるのだが
常に正しいことを言うつもりだったけれど
それは最初の一ヶ月だけで
あとは悪習に染まってしまった
というケースも多いように思う