反原発集会

原発をもう廃炉にしようという人たちと
原発がないと生活が維持できない、成長が維持できない、国際競争力が保てない、
という人たちがいて、対立は解消しそうにない

なんとなく、国民投票をすれば、脱原発で決まりそうだけれども、
また、ドイツの例を見ても、20年の議論の末に脱原発を決める国もあるのだから
そんなに的はずれな方針でもないと思うけれども
現在の日本の間接民主主義では、
国民の声がどうであろうと、官僚が国民のためを思って方針を決めれば、
愚かな国民が一時的に興奮して間違ったことを言っていても、
消費税は増税になり、原発は再稼働になり、天下りは温存される
すべて愚かな国民のために賢い官僚が考えてくれたのである
ありがたい話だ

困ったことに、もうこんな国は嫌だ、引越ししますと簡単には言えないのが
国家というものだ
大橋巨泉とかなら国境を軽々と超えているようなのだが

浮体式洋上風力発電の開発プロジェクトに大金をつぎ込む
なんて良いような感じがするが

結局当面は選択肢がないことになる

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7/16の集会は代々木公園で主催者発表で約17万人、警備に当たった警視庁発表で約7万5千人。大江健三郎、鎌田慧、坂本龍一など。
「原発ゼロ」を求める署名は、7月8日現在で約785万人分が集まったという。

その他に首相官邸前を中心にして金曜日ごとに集会があり、話題になっている。

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親切な偉い人が愚かな下々のために考えてくれているのでありがたいのだが
どうも現状を見る限りでは
偉い人達の知恵も限りがあるようで、うまくいっていない部分が多くなってきている

脱原発をするとして、原発にぶら下がって人生を生きている人の人生を
何とかして引き受けないとかわいそうだと思う

1.損をするけれど原発をやめたい → 普通の人たち
2.得をするから原発を続けたい → 世に言う原発村の人たち
3.得をするので原発をやめたい → グリーンエネルギー開発者たちなど
4.損をしたいから原発を続けたい → 自滅型パーソナリティ障害

というように分布している
1.は一般の人の声
2.は関係者一同の声で、政策決定層にも多く存在する
現在の間接民主主義のもとでは2.が最終結論となり、将来的には3.に誘導することで
新しい特殊利益層が生まれる

したがって、1.の人たちが、寛大になって、
企業で不採算部門を閉じるときに、早期退職金を渡して職員に辞めてもらうように、
原子力村の人々に、原子力村にとどまるよりも得をするようにインセンティブを設定して、
大盤振る舞いをする

お金が、と心配するかもしれないが、日本は特殊な国で、
すでに1000兆円もの借金を作っているのであるから、
原子力村の全員を高等遊民として養うについても何も心配はいらない

国債も紙幣も印刷するだけでいくらでも調達できる
国債を印刷して日本の銀行に買わせればそれでいいらしい
原発だけはそれができないとは言えないだろう
ダムも新幹線もそうしてきたはずだ

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というようなあれこれもあるけれども
ほんとうに困った問題だ
原発の核燃料の最終処分はどうするんだろう

1000年に一度の大地震とか言っているのだけれども
それよりもはるかに長い10万年とかで使用済み核燃料の監視が必要というのだから
10万÷1000=100回は大地震で使用済み核燃料がどうなってしまうか
大心配しないといけないことになる

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日本がやめるといっても中国やインドはどんどん作りますよ
だからどんな心配も無駄です
という人もいるのだが
原発よりもいい方法があるよと提案すれば
きっといいと思うのだけれども