マインド・ツリー

マインド・マップとか
マインド・ツリーとか
色いろあるのだが

むかし、カルテを、ほとんど今で言うマインドツリーみたいにして
書いている先輩がいたんです

周囲にはとても不評で、
エピソードになっていない、
物語になっていない、
語り・ナラティブになっていないと散々に言われ
しかし言われても当人はそのようにしか記録できず
困っていたものです

我々は文章も時間と共に順番に読んで理解する
音楽だと時間をかけて演奏を聞いて感銘を受ける

しかしこの先輩のマインド・ツリーだと
物語として理解するのは少し難しい
情報の集まりであるから、何かしら理解はできるけれど、
そこからどんな物語を生成するかは
読む側の責任になってくる

だからたぶん、物語になる一歩手前の、情報の集まり
個別の情報同士の関係は図示されている
と言った具合だ

楽譜だってたとえばモーツァルトなんかは
実時間をかけないで 
一挙に理解するし感銘を受けるのだろう

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そんなわけで、
頭の構造がマインドマップの人がいるわけで、
とてもとても他人を説得できるような頭ではない
自分で何かを理解するにはそれでいいのだろうが
話を聞いていてもよく理解出来ない
話が急に飛んだり
実務的でない話のうちはいいんです
趣味の話とかならばね
でも実際にどうするという話しになると
そのように話が飛んでいたのでは付き合いきれない 

特質というべきか
やや病気というべきか

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