六花 冬の季語の一つで、ひらひらと舞う雪片のこと

“受験生は「やりたいこと」で大学・学部を選ぶな。自分が行きうる一番偏差値の高い大学・学部に行け。教師に騙されるな、代ゼミの偏差値表だけを信じろ。お前らのやりたいことなんてその時に流行ったドラマで決まる。”
ーーー“昔病気で心臓が停止したとき、ものすごく解放感というか至福を感じた記憶があって、あれ以来死ぬのはわりと楽しみ”
ーーー“六花冬の季語の一つで、ひらひらと舞う雪片のこと。”
ーーー“誰かが言いたいことを、自分が言わされる愚を避けよ”カリン・アイルランド
ーーー過去にとらわれるな未来を夢見るないまの、この瞬間に集中しろ
ーーー“大人というのは、いつも自分で、自分をゴキゲンに保たなくてはいけない。 それが、大人の責任である。”
ーーー トナカイはアイヌ語
ーーー嫌なことあったとき「ムカつく!」となるより「やれやれだぜ…」で済ませる方が気が楽だと気づいた”
ーーー“私が中学生だったころ、誰か とつきあっている女の子は、ときどき自転車に乗らずに学校に来ていた。男の子の自転車の後ろに乗せてもらって帰るためだ。彼女たちは少しはずかしそうに、 でもどこか誇らしげに、幼い「彼氏」の肩に手をかけて河川敷を走っていった。ときどきどちらかが何か言い、ふたりで笑っていた。何を話しているのかな、と 私は思った。とってもうれしそうだ。私もいつかああいうことをするのかしら。
十九になったとき、仲の良かった男の子が川の近くに住んでいた。私は彼に訊いた。自転車もってる、あのね、自転車の後ろに乗せてほしいの、そ ういうのやってみたかったの。
彼は親切な男の子だったので、もちろんそうしてくれた。春の終わりの晴れた日の、風の弱いきれいな昼下がりに。でもそれはただの二人乗りだっ た。その日はただの春の日で、私たちがしたことはただのデートだった。
私はありがとうと言った。私はかなしかった。私はもうすぐ成人で、男の子の自転車の後ろに乗ることが特別であるような年齢ではなかった。その ことがよくわかってしまった。自転車の後ろに乗って河川敷を走るのは、十五歳までに済ませておくべきだった。その行為はその年齢においてのみ、恋のアイコ ンとして機能する。十九になってしまったら、もうそれを手に入れることはできない。
それから更に十数年が過ぎて、私のアイコンはさらに少なくなった。時間が過ぎてゆくごとに、いろいろなことが当たり前になってしまう。同じ行 為をなぞってみても、かつてそこにあったはずの特別さはきれいに失われている。
最初にアルバイトをしたときには、タイムカードさえ特別だった。それは自分が誰かの役に立つことができ、それによってお金を稼ぐことができる ことを示す、たのもしい記号だった。私は誇らしくそれを押した。がちゃんと音がしたことをよく覚えている。いい音だった。私はもうあんなふうに働くことは できない。
私はすべての特別さを消費してしまったのだろうか、と思う。すべてのあこがれを、すべての熱を、世界とじかにつながるための神聖な儀式を。
そんなはずはない。私はまだそんなに長く生きていない。私はこれから、三十二歳のうちにしておくべきこと、三十五歳までにしておくべきこと、 四十歳になったらするべきことを探さなくちゃいけない。そのときだけ特別に感じられることは、この先にもきっとあるはずなのだ。
”十五歳までにしておくべきこと 
ーーー“1 消化できない情報は集める意味がない
過剰な情報は消化不良を呼び起こします。どのように活用できるかを考えずに、ただひたすら情報を集めたところでそれは判断を鈍らせるものにな るだけです。判断に不要な、その他の資料やデータはただの雑音でしかありません。これでもかと持ってこられても情報過多で余計に混乱するだけなのです。特 に、迅速な判断を求められるときには、情報収集にかける時間よりも判断にいたる時間の方が優先されます。早く決断するためには、決めるための情報が何かを 知っておかなければなりません。それには、まず自分が何を出来るかをまず知っておかなければなりません。自分ができること、できないことを正確に把握した 上で、行動を決定するのに必要なもの「だけ」を見ることがすばやい決断にいたるキーポイントなのです。

2 情報よりも把握すべきもの
単純ですが自分が何ができるかを知るためには、多くの事象に当たる事です。どれだけの力で、どれくらいの時間でこなせるかを把握する『見積も り』ができるためには、多くの経験が必要なのです。経験値が増えれば増えるほど事象に対しての適量を知ることが出来るようになります。見積もりが把握でき るようになれば莫大な情報から必要な情報だけを絞り込み、迅速な判断をすることができるようになります。莫大な仕事量でも捌いていくことが出来る処理能力 は限られているなら、入力できる量さえ知っていれば過不足を調節して最適なスピードを常に保つことができるのです。

3 考えるべきはフロー制御
さらに一歩進んで、処理できると判断した『他人』に問題を渡すこともできます。一人で出来なくても『チーム』を組んで対処することもできるよ うになれば、より多くの仕事量をこなすことができるようになります。人間一人が実際に出来ることというのは、そんなに多くありません。多くの仕事をこなす ためには時間と空間の縛りがあるため、自分以外を活用することが重要になります。他人も自分と同様に一人一人が必要な情報は立場によって質は変わります が、こなせる量はさほど変わるものではありません。自分以外の人に対しても適量を振り分けることができれば全体としての最適も保つことができます。

4 判断するために情報はある
情報の海に投げ出されて溺れるのはミスをしないがために完璧を求めて手を伸ばしているからに過ぎません。たった一度の判断で戦局を大きく左右 するようなものを指し迫られる場面など、そうそうありません。どのような事象でも個別に見ていけば、必要な情報など限られたものです。必要なタイミングで 動けず、怖じ気づいたりしてしまうのは持っている情報の不足というより、自分の判断する能力の不足です。判断した後からも、さらに判断はできますし、情報 も収集し続けることはできます。足りなくなったら現地調達もできますし、調整は走りながらでもできます。大切なのは情報収集することではなく判断すること なのです。