三本木と六本木

新橋駅に来たらバス停に六本木まで16分と大きく書いてある

確かに六本木と新橋は近いのだけれど地下鉄でも一本ではないし
大江戸線は使えるのだけれど
地下が深いし汐留駅は少し遠いしバスの方が便利だ
この時期、山手線の冷房はよく効いている
節電でもないようだ
六本木という地名で思い出すのだけれど
三本木のあたりにある大学の獣医学部の人に聞いた話だと
靑森には
一本木、二本木、三本木、四本木、五本木とあって六本木はないらしい
そして七本木から先もない
何か不思議なことに
五本木まで靑森にあって
六本木は東京に飛んでしまう
というような飲み話をしていた
東北縄文系美人が私、靑森でーす、と靑森の言葉らしいもので話していた
ーー
しかし木が六本しかないなんてどういう枯れた場所なのだろうと思う
六本目の木ということなのだろうが
しかし昔のこと、どう数えたら六本目だったのだろう