精神病と貧乏

精神病になると貧乏になりますというのは
教科書にも書いてあって 
Socio-economical class の低下とか言われる

逆に
貧乏が原因でなかなか治らないというケースもある
定期的に病院に通えなかったり
薬の飲み方がきちんとしていなかったりする

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通院が不安定になり、せっかく治るのに治らないで
結果として働けないという場合も出てくるので
日本では自立支援法が用意されている

通院と薬の問題は自立支援法でかなり何とかなるのだけれど
通院の交通費とか食費を切り詰めるとかの問題も出てきて
貧乏はやはり苦しい問題である

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本当は良い治療があるのにお金のせいで受けられないというのは悲しいことだ

そんな悲しいことをなくしていくのが社会というものの基本的な機能だと思う

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そこが基本なのだけれど
さらに先がある

治せもしないのに治せると宣伝してかなり高額の治療費を提示して
それだけお金を取るのならいかにも治りそうだとかの幻想を抱かせる商売も多い 

高額のお金を支払えば
ありがたい感じもするし
治るはずだという感じも出るのだろう
そして絶対治らなくてはという治療意欲を引き出すのに役立つとか
言われたりもする

そんなものだろうか
治療費が安くても治りたい気持ちに変わりはないだろう

安かろう悪かろうならば良くないが
きちんと治療の本質を見極めて欲しいと願う

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水子供養は3千円よりも3万円が御利益がありそうな気がして人気が出る

商売そのものであるが、そんな世界を、あなたは望みますか?