診断階層表

DSM-IVでは、統合失調症の診断の時に大うつ病、躁病、混合性エピソード、統
合失調感情障害は除外することとなっていて、
診断階層としては、これら感情障害が優先、そのあとで統合失調症というシス
テムになっている。
気分障害の項目では精神病性うつなどが『特定せよ』に分類されている。
また気分障害の中に緊張病が組み入れられていて、それも『特定せよ』に分類
されている。
カタトニーは昔はシゾフレニーの一つのタイプだったんですけどね。

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そんなわけで
統合失調症かなと思って実は大うつ病がありましたという場合は
DSMマニュアルに従って
気分障害に飛ぶ

気分障害かなと思ったけれども
身体病があったというときにも
続発性で処理

パーソナリティ障害の時はⅡ軸として立てている

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という具合で、
診断階層表としては
まさに
気分障害が一番上という構造でよいらしい