帰ってきたbipolar

その後輩の顔を最近見ないと思っていたら
先日話す機会があった
しばらくは東北の支援に走り回っていて
大変充実した毎日であったというのだった
以前の私の印象では
自己不全感の強い人で自責感も強い人だった
こんな自分はダメだといつも言っていた
政治を批判する以前に自分が悪いというのだ
それがなんと震災をきっかけに生き生きと活動している
彼の自己効力感が全開しているようである

なんといってもそこには彼の仲間がたくさんいる
そして彼の躁病は肯定される
被災地強権主義に乗ってかなりの強権と特権を手にしている

彼が気分変調症の一つと思ったのは私の間違いで
彼は自分を開花させる場を持たなかっただけなのだ
そして活動の中身を聞いてみると
実に躁病的な活動である
普段の彼からすれば一段精神の水準が低くなっている
だからこそ彼は今主観的には満足なのである
bipolarという診断がついてみると
いつも彼が漏らしていた不全感も
目標とする自我像が大きすぎて容易に実現できないことが
主な原因であったと理解できる
その面では自己愛的な病理でもある

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彼は自分を病気と思っていないし
周囲も彼を病気とは全く思っていないので
こんなことは余計なお世話だろうと思う
かれはよく働いて職場での人望も厚く家庭生活もほどほどに円満である

あえて言うならば、そういうことも言えるのかもしれないという程度の話である