鑑別診断

精神の病気の鑑別診断の系統樹のようなものが
昔から提案されていて
最近ではDSMのバージョンごとに少しずつ変化がある

昔はまず器質性疾患の除外
次にシゾフレニーの除外
次に気分障害の除外
ここまで内因性の疾患
以下心因性の疾患、だった

最近の一例では
まず気分障害があったらそれが第一の診断
妄想があっても気分の障害があれば、それは気分障害として診断して治療するという

実際は妄想の内容にも問題があるし、
もう少し詳細な話はあるけれども
最新版のDSMの思想を推測してみるとなるほどそのような診断体系も内在しているようである

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ところが認知行動療法では
(その中にもいろいろな流れがあり簡単に言い切ることはできないけれども)
認知の柔軟さが失われているから
感情や気分の障害が現れ、不安にもなると考える
だから治療の主眼は、感情でも気分でも不安でもなく、その元になっている認知なのである
認知の柔軟性を取り戻すことが気分や不安の改善につながる

この考えで言うと
診断の上位項目に認知の硬直があげられるだろう
次に気分で、その次が不安だろう

すると上にあげた最近の診断系統樹に反するように思うがどうだろうか