点を結んで線にする結び方

人間の認識は
点をつないで線にするようなものだと思う
人間の体験は点でしかない

線のつなぎ方はその人それぞれに任されている
たとえば医学教育を受けた人ならば診断訓練がされているので
幾つかの症状を確認すれば
それらを特定の方法で結びつけて
全体像を描き、それが職能集団の中で一致している

生まれも育ちも違う人同士の場合、
線のつなぎ方が実に違う

点が10個くらいあったとして
キティちゃんにしてしまう人もいれば
戦車にしてしまう人もいるだろうと思う(自民党の軍事オタクさんなど)
そのような異なる二人がどのようにして理解し合うことができるのだろうか
不思議である

理解のレベルは多様であるから
一応、失礼のない程度にあいさつするくらいは誰にでもできる
そこから先はあまり話すこともない、で、終わりになるのだと思う

それもいい悪いの問題でもなくて
個性の問題だし
その人なりの適応なのだからいいわけだが

現代社会の一大特徴は、
分かり合えない人同士がなぜか面と向かってしまう機械が結構あることだ
交通の発達と商業主義とある種の平等民主主義

昔は分かり合えない人とは話をしないで済んでいたと思う