“ チカンが頻発する地域がありました。住民は「チカンに注意」というポスターをつくり貼っていたのですが、ほとんど効果はありませんでした。でも、そのポスターをあるコトバに変えたら、ぴたりとチカンが止まったというコトバがあるのです。なんだと思いますか? 「住民のみなさまのご協力で、チカンを逮捕できました。ありがとうございます。」 なぜ、効果があったのでしょう?それは、相手の「嫌いなこと回避」からコトバをつくったからです。 「チカンに注意」 というコトバを貼ることで、はじめ住人の方はチカンが警戒して

チカンが頻発する地域がありました。住民は「チカンに注意」というポスターをつくり貼っていたのですが、ほとんど効果はありませんでした。でも、そのポスターをあるコトバに変えたら、ぴたりとチカンが止まったというコトバがあるのです。なんだと思いますか?
「住民のみなさまのご協力で、チカンを逮捕できました。ありがとうございます。」
なぜ、効果があったのでしょう?それは、相手の「嫌いなこと回避」からコトバをつくったからです。
「チカンに注意」
というコトバを貼ることで、はじめ住人の方はチカンが警戒して減るのではないかと期待をしました。ですがほとんどその効果はありませんでした。それは、相手(チカン)の頭の中を想像していなかったからです。チカンにとってみれば、「そう、注意してるのね」とだけ伝わったのです。一方で、
「住民のみなさまのご協力で、チカンを逮捕できました。ありがとうございます。」
は、チカンの頭の中を想像してつくられたコトバでした。チカンにとってみれば、「逮捕はされたくない」「住民が協力体制をしいている」という点で、ここではチカンするのはやめようとなります。住人のチカンを止めたいという願いと、チカンの逮捕されたくないという双方にとってのメリットがコトバになっているのです。これは実際にあった「嫌いなこと回避」のお願いで、大成功したいい例です。
まったく同じお願いであっても、コトバを変えるだけで効果が変わってしまうのです。