いったい日本はどうなっているんだ ネオナチみたいな政府がいつまでも続くのはなぜなんだ

日本のことをある程度知っているアメリカ人に
いったい日本はどうなっているんだ
ネオナチみたいな政府がいつまでも続くのはなぜなんだ
と聞かれる

こっちが教えて欲しいくらいだし
アメリカなら日本の首相の首の挿げ替えくらいできるだろう
オバマが安倍とその周辺を嫌悪しているのは分かる
しかし戦争屋と安倍はいい同士なのではないかと言っておく

つまり、アメリカでも、安倍とその周辺を歓迎して支えている部分があるのではないかと思う

それより、国内の事情はどうなのかという
新聞を読んでもよくわからないとのことだ

第一は、安倍極右政権を支持しているのは実際には少数である。
ただ、選挙制度が理由で多数を維持しているに過ぎない
そして直前の民主党の振る舞いが国民を失望させたことも大きな要因だと言われている

第二に、支持率調査であるが
昼に電話をかけて出た人に意見を聞く、しかも質問は微妙に意図的で誘導的である

第三に、自民党内の事情がある。安倍氏の自民党内での基盤は強くない。これもまた、自民党総裁選という
独自の選挙の仕方が生んだ結果である。一般党員票では少なかった安倍氏が、国会議員票で逆転した。
なぜここで逆転が起こるのか、よく分からない。自民党の左部分は民主党と混合しており、
自民党は民主党とは違うと主張するなら、結果としては、右路線になる。
自民党清和会が数を伸ばしていることもそういうことなのだろう。
しかし最近の傾向としては、右か左かの問題ではなくて、知的に億劫な人を対象にした知的に億劫な人による政治という様子だ
海外からネオナチとか言われても意味もよくわからないのではないだろうか
しかし、国民の中核部分を占める良識ある国際感覚のある人達の意見が抹殺されているのは
どういう事情なのか、よく分からない
よく言われる「原子力村」が影響しているかもしれない
なにしろ今一番頑張っている団体である
労働組合である連合のトップは電力関係の人が多くて、結果として、労組なのに原発賛成という
右とか左とかでは説明ではない事情がある

第四に、ひとつの国で経済的閉塞状況が長く続くと、極右的、排他的、自己陶酔的、極右的、状況になりやすい。
また、マスコミやネットなどを利用して誘導するには理論ではなく感情に訴える極右論が馴染みやすい。
たぶん、高級な右翼の人たちは窒息しそうな思いだろう。
いままで日本は国家として、企業の株価を維持することによって賃金を維持し従業員を満足させ、
企業に属さない人については、まず農林水産業でバラマキをして人気取りをし、
さらには障害者や生活保護などの枠でバラマキをして人気取りをしてきた
しかしその方向もそろそろ無理が見えてきているので変更したいのだが
支持率を落とさずに変更したい
それには外敵を想定して勇ましいポーズを取り続ける
その裏で着々と「分配の変更」を進行させる

第五には、公明党の動きがよく分からない
公明党があるから自民党は選挙で勝てる
しかし極右好戦的方針の政権にいつまで公明党が付き合うものだろうか
不明

第六に、マスコミ

第七に、岸信介の遺産。

第八に、どこの国にも文化の基底を作る神話的神というものがあって、近代はそれらが無力化して物語になり、
一神教的宗教に置換されていったと思う
ロシア・ソ連ではロシア正教からさらに唯物主義への移行があったわけだが
それは逆戻りしてしまった
日本の場合は、明治になって日本不敗伝説ができて、神風が吹いて神国ニッポンは守られるという物語が
根本に据えられた
もちろん、その時点で、なぜ日本だけが特別なのか、諸民族にある、自民族特別伝説と同じなのか、
というような議論は封殺されて、突き進む、そして神風は吹かなかった
神風が吹かなかったことを現実として受け止めて新しい物語ができるはずだが
日本はものづくりの魂で世界一とかそんな物語に置き換わっただけで
どうして日本だけが特別なのかという話にはならず
結局ものづくりNo.1の地位も新興国に取られてしまった
新しい物語はまだない

原子力をやめて自然エネルギーの国になろう、という新しい物語の提案はあったが
まだ当分原発で行くと東電は決めて、強制的に徴収した電気料金で気前よく工作したものと思われる

物質文明が発展するに連れて精神文明も変化し
宗教や価値観も変化するものなのだが
自分が文化的閉じこもりをしようというだけではなくて日本国全体を過去に閉じこもらせようとするのだから
かなり無理な話だと思う
あまりに無理な話なので、やろうとしている本人は力み返っているし
眺めている方は脱力しているのだ