“ レイアウト力、造形力など、ほぼ全てにおいて、余計なことを考えずにひたすら手を動かしてトライし続けることでしか突破口は開かれないんですよね。例えばフォントやピクトグラムなどを作っていると、直線と曲線の接合部分の違和感や、気持ちよくないカーブに直面することが多々あります。その際、該当部位とだけ延々格闘したりします。そうすると“身の回りのただの曲線”に対する解像度がやたら上がるんです。「このカーブはキレイだけど、こっちのカーブは汚い」とか(笑)。 モノづくりをする上で必要な素養は、探究心、審美眼の強化、腕

レイアウト力、造形力など、ほぼ全てにおいて、余計なことを考えずにひたすら手を動かしてトライし続けることでしか突破口は開かれないんですよね。例えばフォントやピクトグラムなどを作っていると、直線と曲線の接合部分の違和感や、気持ちよくないカーブに直面することが多々あります。その際、該当部位とだけ延々格闘したりします。そうすると“身の回りのただの曲線”に対する解像度がやたら上がるんです。「このカーブはキレイだけど、こっちのカーブは汚い」とか(笑)。
モノづくりをする上で必要な素養は、探究心、審美眼の強化、腕力、観察力、洞察力、想像力と色々ありますが、自分にとって何が足りてないのかを自覚することが第一歩ではないでしょうか。