過去には大丈夫といわれてきた添加物が実はよくなかった、ということもあるし、2、30年前には、「食べ物のカスで栄養的価値がない」といわれてきた食物繊維は、今では、国民のだれもが認識している“体に良いもの”である。今ある常識がどう変わるかはわからない。 ーーー 製造販売する企業も商売なのである程度商売トークをしているのだろう。偽装とは言わないまでも。針小棒大で効果を宣伝する。 栄養評論家というような人たちも、いつでも新しい発見があるわけでもないのに、記事を書いたり講演会をする必要があるので、いつでも新しい話

過去には大丈夫といわれてきた添加物が実はよくなかった、ということもあるし、2、30年前には、「食べ物のカスで栄養的価値がない」といわれてきた食物繊維は、今では、国民のだれもが認識している“体に良いもの”である。今ある常識がどう変わるかはわからない。
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製造販売する企業も商売なのである程度商売トークをしているのだろう。偽装とは言わないまでも。針小棒大で効果を宣伝する。
栄養評論家というような人たちも、いつでも新しい発見があるわけでもないのに、記事を書いたり講演会をする必要があるので、いつでも新しい話題を用意している。捏造とまでは言わないにしても。
新聞社とか記事配信会社にしても、いつも新しい発見を報道したいので、怪しい学会などに行って、根拠に乏しい発表やポスターを見て、世界ではじめて原因特定とかメカニズム解明とか伝えてしまう。
業界の人であれば、いつもの針小棒大と判定できて、あとは忘れる。しかし全体の知識に乏しい人が、その記事を日本語または英語として素直に読めば、本当にすごいことが書かれているし、昨日までの常識が毎日のようにひっくり返ってしまう。
少しずつ少しずつ、偽装、捏造、隠蔽の構造は出来上がる。
食品業界もそうだったのだろう。内部の人間にとっては当然のことで、言葉通りにうけとる素朴な人がいるはずはないだろうと思っているのではないか。
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