増税反対論者を増税推進論者に変えた財務省の魔法

堅い増税反対論者だった野田総理を
あっさりと堅い増税推進論者に変えた財務省の魔法は何だったのだろうかと話題になっている

所得税増税は、所得区分と税率を操作することで、国民全員が反対ということもなはずで
従って選挙で必ず負けるとも限らないが
消費税増税はたぶん必ず負ける

だから当分選挙はないという時期にしか増税の決議はできない
あるいは次の選挙では負けることを覚悟で増税に踏み切る

しかしこれは財務省が勝ちを拾って政治家が負けるということなので
ふつうならば政治家のバランスシートが合わない
しかし現実に行動しているのでなにか見えないバランスシートがあるのだろう
そこが国民にとってはもどかしい謎になる
野田氏にとってどんないいことがあるのだろうか

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予算の分配の権利を財務省が握っている限り、
そして地元への利益誘導を有権者が期待している限り、
財務省の勝ちパターンは変わらない
そして日本国の借金も変わらない

それを変えようと思うのが政治家だと思うが
民主党にも自民党にも財務省OBもいるし財務省利益の代弁者となっている代議士もいるので
税金を山分けする側としてはまだまだ安泰である

野田氏は特に財務省一族というはずではなかったような気がするのだが
あっという間に一族なっていて必死に献身しているようだ
国民よりも選挙よりも財務省という価値選択

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財務省の立場から見れば予算で人を操る利権は維持したい、税収は多いほうが裁量権が維持できてよい、
というわけで、無駄力率目はしないで、増税したいというのは、わかりやすい

地方の一年生議員などは政治改革の理想を掲げても
財務省からの、あなたの選挙区に回すお金はなくなりますよ、と囁かれるだけでダメージは大きい

このようにくだらない構図を崩壊させる一歩手前まで行ったのに
またズルズルと後退している

それが財務省のすごいところだけれども
しかしみえみえでやっているところは、財務省も結構きつい運営なのかなと思う