“人間は階級が自分の器に達したときにエバり始める。課長でエバる奴は課長の器。部長でエバる奴は部長が限界。社長でエバっていない奴は、さらにその会社をデカくしようという野望を持っている。しかし、たいていの人間が小さな権力を振り回したがる。ヒラの器な奴が課長になると無茶苦茶尊大になる。”

“人間は階級が自分の器に達したときにエバり始める。課長でエバる奴は課長の器。部長でエバる奴は部長が限界。社長でエバっていない奴は、さらにその会社をデカくしようという野望を持っている。しかし、たいていの人間が小さな権力を振 … Read more “人間は階級が自分の器に達したときにエバり始める。課長でエバる奴は課長の器。部長でエバる奴は部長が限界。社長でエバっていない奴は、さらにその会社をデカくしようという野望を持っている。しかし、たいていの人間が小さな権力を振り回したがる。ヒラの器な奴が課長になると無茶苦茶尊大になる。”


かつて、その社長に問いかけたことがある。生き難さについてだ。  「あさましい奴には勝てない。卑しい奴にも勝てない。ちゃんと生きていたらそこには“負け”しかない。こんな社会をどう納得すればいいのか」  社長は言った。  「確かに。あさましい奴には勝てない。でも、我々も知恵を合わせれば、そんな奴らとそこそこ戦える。負けないで戦えるもんですよ」 ・・・私が社員でも、この社長に社長で居続けてほしいと願っただろう。人格者とは、脇がゆるくても周りが守りたいと思う。そういう人物だと1つの指針がもらえた。

かつて、その社長に問いかけたことがある。生き難さについてだ。  「あさましい奴には勝てない。卑しい奴にも勝てない。ちゃんと生きていたらそこには“負け”しかない。こんな社会をどう納得すればいいのか」  社長は言った。  「 … Read more かつて、その社長に問いかけたことがある。生き難さについてだ。  「あさましい奴には勝てない。卑しい奴にも勝てない。ちゃんと生きていたらそこには“負け”しかない。こんな社会をどう納得すればいいのか」  社長は言った。  「確かに。あさましい奴には勝てない。でも、我々も知恵を合わせれば、そんな奴らとそこそこ戦える。負けないで戦えるもんですよ」 ・・・私が社員でも、この社長に社長で居続けてほしいと願っただろう。人格者とは、脇がゆるくても周りが守りたいと思う。そういう人物だと1つの指針がもらえた。