“ 武道を教えていて、なかなか上達しない人には共通性があります。 それは自分の身体が現に感じている「不快感」を感じないということです。 身体がねじれたり、こわばったり、ゆがんでいたりすることは「不快」であるべきなのですが、それが感知できない。 人間の身体は「不快を避け、快を求める」というのが本来的なありようです。 だから、例えば熱い鉄板に指先が触れたときに、ぼくたちはそこから飛び退りますね。 身体をじっと固定させておいて、指先だけ「ひょい」と動かすということはしません。 全身を使って飛び退るのと指先だけ

“ 武道を教えていて、なかなか上達しない人には共通性があります。 それは自分の身体が現に感じている「不快感」を感じないということです。 身体がねじれたり、こわばったり、ゆがんでいたりすることは「不快」であるべきなのですが … Read more “ 武道を教えていて、なかなか上達しない人には共通性があります。 それは自分の身体が現に感じている「不快感」を感じないということです。 身体がねじれたり、こわばったり、ゆがんでいたりすることは「不快」であるべきなのですが、それが感知できない。 人間の身体は「不快を避け、快を求める」というのが本来的なありようです。 だから、例えば熱い鉄板に指先が触れたときに、ぼくたちはそこから飛び退りますね。 身体をじっと固定させておいて、指先だけ「ひょい」と動かすということはしません。 全身を使って飛び退るのと指先だけ