患者さんから相談があって、 ある程度治療関係が形成されつつあると思われる時期に 会社関係の人と、家族の人と、面談したい 患者さんがこれを強く拒否するならば無理する必要はない しかしそうでないなら、ルーティンの業務として予定に組み入れたい その場合、患者さんがいない場面での面接はしない 必ず、患者さんと治療者と、家族または仕事関係の人という構成で面談をする

患者さんから相談があって、ある程度治療関係が形成されつつあると思われる時期に会社関係の人と、家族の人と、面談したい 患者さんがこれを強く拒否するならば無理する必要はないしかしそうでないなら、ルーティンの業務として予定に組 … Read more 患者さんから相談があって、 ある程度治療関係が形成されつつあると思われる時期に 会社関係の人と、家族の人と、面談したい 患者さんがこれを強く拒否するならば無理する必要はない しかしそうでないなら、ルーティンの業務として予定に組み入れたい その場合、患者さんがいない場面での面接はしない 必ず、患者さんと治療者と、家族または仕事関係の人という構成で面談をする


治療者に理論があって、それを患者に当てはめるのではない。患者に理論があって、それを治療者は理解するのである。

治療者に理論があって、それを患者に当てはめるのではない。 患者に理論があって、それを治療者は理解するのである。 それが傾聴である。 理解されないままの患者が多すぎる。 ーーーー あ、間違いました えーと 治療者に病気があ … Read more 治療者に理論があって、それを患者に当てはめるのではない。患者に理論があって、それを治療者は理解するのである。


“水のことを説明しても実際には濡れないし、火をうまく説明しても実際には熱くならない。本当の水、本物の火に直に触ってみなければはっきりと悟ることができないのと同様。”

“水のことを説明しても実際には濡れないし、火をうまく説明しても実際には熱くならない。本当の水、本物の火に直に触ってみなければはっきりと悟ることができないのと同様。” ーーー共感同情と理解は別治療に役立つのはどちらだろうか … Read more “水のことを説明しても実際には濡れないし、火をうまく説明しても実際には熱くならない。本当の水、本物の火に直に触ってみなければはっきりと悟ることができないのと同様。”


米国において、自閉症の治療薬としてグルタミン酸受容体アゴニストを用いるのは、1994年に作製された脆弱性X症候群のモデルマウスを用いて2004年に仮説が提唱され、2007年にマウスモデルでの治療効果の論文が出てすぐに2008年に治験が開始されています。 とのこと

米国において、自閉症の治療薬としてグルタミン酸受容体アゴニストを用いるのは、1994年に作製された脆弱性X症候群のモデルマウスを用いて2004年に仮説が提唱され、2007年にマウスモデルでの治療効果の論文が出てすぐに20 … Read more 米国において、自閉症の治療薬としてグルタミン酸受容体アゴニストを用いるのは、1994年に作製された脆弱性X症候群のモデルマウスを用いて2004年に仮説が提唱され、2007年にマウスモデルでの治療効果の論文が出てすぐに2008年に治験が開始されています。 とのこと


“鬱傾向の人間はすべて降りかかる不幸は自分の所為だと考える。 信者はすべて神の思し召しと考える。自己嫌悪が減り、鬱は必然的に軽くなる。” — 信仰がうつの治療効果を左右する?

“鬱傾向の人間はすべて降りかかる不幸は自分の所為だと考える。 信者はすべて神の思し召しと考える。自己嫌悪が減り、鬱は必然的に軽くなる。” — 信仰がうつの治療効果を左右する?


“脳は自分が思っていることでも、一度外に出さないと自覚できない。人に話すことで初めて、「自分はこう思っていたのか」と整理されることがある。”自分は何を思っているのかということは 「自己参照」作業になるので 原理的に不安定な部分を含んでいる

“脳は自分が思っていることでも、一度外に出さないと自覚できない。人に話すことで初めて、「自分はこう思っていたのか」と整理されることがある。” ーーーこうしたことを手順を踏んで実行してみるのも認知行動療法の一部となっている … Read more “脳は自分が思っていることでも、一度外に出さないと自覚できない。人に話すことで初めて、「自分はこう思っていたのか」と整理されることがある。”自分は何を思っているのかということは 「自己参照」作業になるので 原理的に不安定な部分を含んでいる


どのように患者さんの内界を分かるかにも診断的価値があるが どのように分からないかにも診断的価値がある 分かることに治療的価値があるが 分からないことをきちんと伝えることにも治療的意義がある

どのように患者さんの内界を分かるかにも診断的価値があるがどのように分からないかにも診断的価値がある 分かることに治療的価値があるが分からないことをきちんと伝えることにも治療的意義がある


患者の語ることはどの程度、人、時間、場面に依存しているのか

患者の語ることはどの程度、人、時間、場面に依存しているのか 依存しすぎるのも不自然だし全く影響されないのも不自然だ ーー鮮やかな例としては治療者が変わると全く別の面を見せることがあるこの間までのは何だったのかと思うけれど … Read more 患者の語ることはどの程度、人、時間、場面に依存しているのか


悲しい経験があった、で、あなたはそれを今どう感じている?どう考えている?いま診察室で何が起こっている?

悲しい経験があった、で、あなたはそれを今どう感じている?どう考えている?いま診察室で何が起こっている?それが聞きたいわけでしょう  今診察室で何が起こっているか治療者が証言できるのは、厳密に言えば、その部分だけである 過 … Read more 悲しい経験があった、で、あなたはそれを今どう感じている?どう考えている?いま診察室で何が起こっている?