DSM-5の診断カテゴリーの変更に伴うAnxietyDisordersからのOCD、PTSDの分離独立がトピックスの一つとして注目されている。これらの疾患、とくにOCDでは生物学的、疫学的な同種性も認められるが、DSM-5では異種性が重視されたことから分離独立することになった。 「強迫症および関連症群」が独立した根拠は、特徴的な精神病理が重視されたことにある。すなわち、とらわれ、繰り返し行為を特徴とするものが一つの群としてまとめられた。OCDでは、不安は二次的にみられることはあっても、第一義的な症状要素で
DSM-5の診断カテゴリーの変更に伴うAnxietyDisordersからのOCD、PTSDの分離独立がトピックスの一つとして注目されている。これらの疾患、とくにOCDでは生物学的、疫学的な同種性も認められるが、DSM- … Read more DSM-5の診断カテゴリーの変更に伴うAnxietyDisordersからのOCD、PTSDの分離独立がトピックスの一つとして注目されている。これらの疾患、とくにOCDでは生物学的、疫学的な同種性も認められるが、DSM-5では異種性が重視されたことから分離独立することになった。 「強迫症および関連症群」が独立した根拠は、特徴的な精神病理が重視されたことにある。すなわち、とらわれ、繰り返し行為を特徴とするものが一つの群としてまとめられた。OCDでは、不安は二次的にみられることはあっても、第一義的な症状要素で