家庭にあって社会の制度を利用して子を産み育てること、つまり社会的な生殖能力は50歳くらいで終わる。産業社会では65歳くらいまで定年を延長するように制度が再設計されていて、そこから高齢者の仲間入りを果たす さて、1日の労働や通勤に費やす労働関連時間として9 時間、そして睡眠、食事、お風呂に入るなどの生活時間を9 時間と仮定してみよう。ここで、引き上げられつつある退職年齢の65歳で線を引いてみる。  家住期の就業中の「労働関連時間」=9時間×250日(年間労働日数)×43年(22歳で大学を卒業してから65

家庭にあって社会の制度を利用して子を産み育てること、つまり社会的な生殖能力は50歳くらいで終わる。産業社会では65歳くらいまで定年を延長するように制度が再設計されていて、そこから高齢者の仲間入りを果たす さて、1日の労働 … Read more 家庭にあって社会の制度を利用して子を産み育てること、つまり社会的な生殖能力は50歳くらいで終わる。産業社会では65歳くらいまで定年を延長するように制度が再設計されていて、そこから高齢者の仲間入りを果たす さて、1日の労働や通勤に費やす労働関連時間として9 時間、そして睡眠、食事、お風呂に入るなどの生活時間を9 時間と仮定してみよう。ここで、引き上げられつつある退職年齢の65歳で線を引いてみる。  家住期の就業中の「労働関連時間」=9時間×250日(年間労働日数)×43年(22歳で大学を卒業してから65