まずアメリカの危険要因。 「原油安が進行すると、米国のシェールオイル関連企業の採算が合わなくなってきます。そうした米国の資源関連企業は、ジャンク債と言われる債券による資金調達をしていて、原油価格が1バレル=50ドルを割りこむと、ジャンク債の3分の1以上がデフォルト(債務不履行)を起こすとも言われている。実はこのジャンク債は証券化されて投資信託などに組み入れられている。つまり、ジャンク債が破綻すると世界中の投資家がパニックに陥ることになるのです。言い換えるならば、サブプライムローンの破綻がきっかけで金融危

採録 ーーー経済危機要因。まずアメリカの危険要因。 「原油安が進行すると、米国のシェールオイル関連企業の採算が合わなくなってきます。そうした米国の資源関連企業は、ジャンク債と言われる債券による資金調達をしていて、原油価格 … Read more まずアメリカの危険要因。 「原油安が進行すると、米国のシェールオイル関連企業の採算が合わなくなってきます。そうした米国の資源関連企業は、ジャンク債と言われる債券による資金調達をしていて、原油価格が1バレル=50ドルを割りこむと、ジャンク債の3分の1以上がデフォルト(債務不履行)を起こすとも言われている。実はこのジャンク債は証券化されて投資信託などに組み入れられている。つまり、ジャンク債が破綻すると世界中の投資家がパニックに陥ることになるのです。言い換えるならば、サブプライムローンの破綻がきっかけで金融危