“ 互助的・互恵的な共同体が機能すると、消費活動は抑制される。 考えれば、当たり前のことである。 共同体に帰属していれば、耐久消費財のほとんどは「買わずに済む」からである。 誰かが持ってれば「貸して」で済む。 お金もうそうだ。 誰かが持っていれば「貸して」で済む。 銀行もサラ金も要らない。 金融商品もさっぱり売れない。 だから、後期資本主義は久しく全力を尽くして「共同体形成」に反対してきたのである。 資本主義に対する根底的批判の言葉が「資本主義打倒」ではなく「貧しいもの弱いものは団結しなければならな
“ 互助的・互恵的な共同体が機能すると、消費活動は抑制される。 考えれば、当たり前のことである。 共同体に帰属していれば、耐久消費財のほとんどは「買わずに済む」からである。 誰かが持ってれば「貸して」で済む。 お金もうそ … Read more “ 互助的・互恵的な共同体が機能すると、消費活動は抑制される。 考えれば、当たり前のことである。 共同体に帰属していれば、耐久消費財のほとんどは「買わずに済む」からである。 誰かが持ってれば「貸して」で済む。 お金もうそうだ。 誰かが持っていれば「貸して」で済む。 銀行もサラ金も要らない。 金融商品もさっぱり売れない。 だから、後期資本主義は久しく全力を尽くして「共同体形成」に反対してきたのである。 資本主義に対する根底的批判の言葉が「資本主義打倒」ではなく「貧しいもの弱いものは団結しなければならな