2015年3月26日、朝歩いていると
桜の花が1割から2割程度開いていた
昨日は花はなかったのだからこの一日で開いたのだろう
ムクムクと春が来て
眠たくなるような空気である
人間の体も冬の体から夏の体にゆっくりと変化する
その変化の途中に不都合が起きることも多いが
死ぬようなものでもないので
ひとまず慌てずに対処することだ
昔、二階屋の二階に住んでいた頃は
雨が屋根を叩く音を聞いて天気がわかった
最近はそうしたこともなく空模様との一体感が失われた気分である
梅雨の頃、ウィンブルドンでボルグとマッケンローが打ち合っている時
しとしとと音を立てて雨が屋根を濡らしていた
昨日のターシャ・テューダーの番組はターシャがなくなってからの撮影で
誕生日を祝って親戚や近所の人が集まっていた
田舎暮らしがいいのよと言ってバーモント州に住んだというが
長い間雪に閉ざされるから春の喜びが大きいことはよく分かる
東京都の桜の開花の基準木が靖国神社にあることが腑に落ちない
気象庁の観測用の庭に桜の木を植えて
それを基準にすればよいではないか