あの70年代ロッキード事件の際、当時の自民党中曽根幹事長が米国政府にMOMIKESU(証拠隠滅)を要望する書簡を送っていたという公文書が米国連邦政府公文書館で発見された この機密情報は2008年に機密指定解除されていた 当時ロッキード事件で賄賂金額が大きかったのは、P3C哨戒機商談の方であって、トライスター旅客機商談ではないと言われていました。ところが、東京地検特捜部が追及したのは田中氏が関与したトライスター商談賄賂のみであって、中曽根氏が関与したとの疑いのもたれたP3C哨戒機商談賄賂の方は不問にされて

東京地検特捜部は決して、正義の味方でもなんでもなく、モミケシを得意とする不正義捜査機関です。その証拠に、70年代に起きた、あのロッキード事件の際、東京地検特捜部は、米国戦争屋CIAから睨まれた田中角栄氏のみを立件・逮捕し、もうひとりの黒幕であった中曽根氏を故意に見逃した実績があります。中曽根氏が当時の米国政府に“モミケシ(MOMIKESHI)”を依頼したからです。
 
 このことは、米国公文書館の機密情報開示ですでにばれている話です。ところが、この戦後有数のサプライズを記事にした朝日新聞を除く大手マスコミはそろって不気味に無視、黙秘を貫きました。

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2010年2月12日の朝日新聞
あの70年代ロッキード事件の際、当時の自民党中曽根幹事長が米国政府にMOMIKESU(証拠隠滅)を要望する書簡を送っていたという公文書が米国連邦政府公文書館で発見された
この機密情報は2008年に機密指定解除されていた

当時ロッキード事件で賄賂金額が大きかったのは、P3C哨戒機商談の方であって、トライスター旅客機商談ではないと言われていました。ところが、東京地検特捜部が追及したのは田中氏が関与したトライスター商談賄賂のみであって、中曽根氏が関与したとの疑いのもたれたP3C哨戒機商談賄賂の方は不問にされています。

今回の中曽根氏の秘密暴露により、P3C哨戒機商談に伴う賄賂を東京地検特捜部(特捜部)は立件していなかったことが証明されました。つまり30年以上前から、特捜部の許されざる不公正が存在していたことがここに証明されました。

ロッキード事件において、なぜ、特捜部にてこのような不公正な捜査が行われたか、その理由は2006年5月、米国の国家安全保障公文書館の公文書公開によってすでに明らかになっています。特捜部による田中角栄失脚工作は、当時のニクソン政権の補佐官・ヘンリー・キッシンジャー氏の指示によるものだったのです。その決定的証拠は、当の中曽根氏自身が、自著にてロッキード事件で田中角栄失脚を指揮したのはキッシンジャーであることを、本人から聞いたと述べています。

一方、佐藤栄作元首相の遺族により、米軍の日本への核兵器持込みに関して日米両首脳で取り交わされた密約の合意書が公表されています