うつ病でも統合失調症でもなく、徐々に仕事ができなくなっていく人達がいると思う
大人のアスペルガーとかいうものも一部は徐々に仕事ができなくなっていく人達を含むだろうと思う
若年性認知症でもないと思う
統合失調症・単純型というタイプであれば、徐々に能力低下するのも説明しやすいが、
果たしてそのようなものかどうかはっきりしない
遺伝関係があればある程度可能性を重く見るべきだ
うつ病との関連で言えば
だいたいは仕事がうまくできなくなって大変ストレスに感じ、その結果としてうつ病になるという構図を
多くの患者さんは抱いているようだ
しかし仕事ができないのはうつ病の主な症状でもあるので
仕事ができないと感じるよりも前に、うつ病が進行しつつあったのかもしれない
その辺りはお互いにあざなえる縄の如しで因果関係ははっきりしない面がある
この部分を、反応性うつ病と内因性うつ病で区切っていこうという考えもあると思うが
はっきりしない部分である
治療薬との関連で言えば
抗鬱剤を使っても治らない、統合失調症の薬もあまり役に立たない、というケースがやはりある
最近ではADHDの薬なども使うようだが
これも効かない場合がある
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何が起こっているのかよくわからないのだが
深い葛藤的な状況はあまりないような気がする
心理的なことというよりは器質的なことのような印象を受ける
高次脳機能障害に近い感じはする