ブルーカラーの世界はオートメーションによって非人間化した
たとえば注文に応じての少量生産や、頻繁なモデルチェンジ等に対応するため、
一部ではオートメーションをやめている話も聞くのだが
しかし資本家としては、人間を最小限にして、機械化したほうが儲かると考える場面が多いだろう
ホワイトカラーの世界も、情報技術の発展によって、かなり非人間化していて、
情報末端があれば、経営者から直接の指示で多くの人間が動くという仕組みを作ることができるので、
ホワイトカラーも、たくさんは必要ではなくなってくるらしい
機械化できているのだから、儲かった分を、労働者に回せば、
楽な仕事でみんなが幸福となりそうであるが、当然そうはならずに、
「だれでも出来る仕事だから、安いよ」となる
抵抗すれば、替りはいくらでもいると言われてしまう
結局、特殊なといえるくらいの能力を持つ人以外は、機械化によって、貧しくなってしまう
困った話である
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旧東ドイツの場合、
車も冷蔵庫も、モデルチェンジもしないし、長く使ってもらえばいいので、
いいものを大量生産とかできた面もあるらしい
要らないものを作って
要らない宣伝をして
要らないものを買って
まだ使えるのに、すぐに捨てる
これを今の資本主義は要請しているように見える
要らない活動を減らして
みんな人生のことを考えた方がいいような気がする
この調子で消費していくと、ゴミを捨てる場所の確保が困難なようです