原子力規制委員会は16日の定例会合で、九州電力川内せんだい原子力発電所1、2号機(鹿児島県)の安全対策が新規制基準に「適合している」とする審査書案を了承した。
九電の安全対策に規制委がお墨付きを与えたことを意味し、同原発は、再稼働の前提条件である安全審査に事実上、合格した。合格は全国の原発で初めて。残る審査手続きや地元の同意などを経て、川内原発は秋にも再稼働する見通しとなった。
原子力規制委員会委員長の田中氏は「新規制基準に適合していると審査しただけで、安全であると言っているわけではない」と、意味不明というか、自分の存在意義を忘れているかのような言葉を発している。
経済界はこぞって歓迎とマスコミは報道している。インタビューでも、「経済活性化のためには必要だ」と言わせている。
食料に関しても、経済のためには健康が犠牲になっても仕方がない。
自動車の場合も、経済のためには、自動車事故で死亡者が出ても仕方がない。
医療の分野でも、経済のためには、しかたがないことも多い。
原子力関係も同じ。
だから「最後は金目でしょ」という石原大臣の発言は正直であったとも言える。
命よりも、生き方よりも、子どもたちの未来よりも、お金が大事なのだ。
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そういう考えの人もいてもいいだろうが、
そうではない考え方の人達も多いはずである。
その声が封じられてしまっているのは悲しい。
お金よりも、命と健康と、生き方と子どもたちの未来とが大事だと考えている人は
とても多いはずだと私は思う
なぜその声が封じられてしまうのだろう
命や環境よりもお金だと言う人たちは
マスコミにお金を払っているから
マスコミはそれに従う
お金よりも命と環境だという人たちは
マスコミラお金を払わない
だから大きな声にならない
たったそれだけのことだろうと思う
だから多数決の民主主義ではなく
お金持ちが政治を買っている政治なのだ