何か問題があると、テレビインタビューの中で
「国にきちんと対策を考えてもらいたい」
と語る人がなぜこんなにも多いのだろう
単純に言えば
テレビ番組というものは
日本国民に対して発信されるものであって
したがって不満は日本政府に対してのものになるということなのだろう
つまりそれ以外に言いようがない
スポンサーの怒りに触れても良くないし
政府に要望するという形ならば問題なく番組として収まりもいい
その半分程度はプロデューサーなどによる誘導ではないかと思うが
しかし本当に
「国がきちんとしてくれればいい」
と考えているとしたら
親に依存している子供のようなもので
いつまでたっても国の支配下にいるしかない存在になってしまうだろうと思う
これを奴隷とは言わないが
市民とも主権者国民とも言いがたい何者かだろうと思う
主権者だから対策を要望する権利があるという考え方でいいのだろうか
要望すると考えた時点で
主権者とは何かを忘れていると思う