中国軍幹部 米国防長官発言に強く反発 5月31日 17時07分 シンガポールで開かれているアジア安全保障会議に出席している中国軍の幹部は、南シナ海での中国の海洋進出の動きをけん制したアメリカのヘーゲル国防長官の発言に強く反発しました。 アジア安全保障会議に中国の代表として出席している人民解放軍の王冠中副総参謀長は31日、会議の合間に記者団の取材に応えました。 この中で王副総参謀長は、アメリカのヘーゲル国防長官が南シナ海での中国の一方的な行動は地域を不安定化させているなどとして中国を批判したことについて

中国軍幹部 米国防長官発言に強く反発
5月31日 17時07分
シンガポールで開かれているアジア安全保障会議に出席している中国軍の幹部は、南シナ海での中国の海洋進出の動きをけん制したアメリカのヘーゲル国防長官の発言に強く反発しました。
アジア安全保障会議に中国の代表として出席している人民解放軍の王冠中副総参謀長は31日、会議の合間に記者団の取材に応えました。
この中で王副総参謀長は、アメリカのヘーゲル国防長官が南シナ海での中国の一方的な行動は地域を不安定化させているなどとして中国を批判したことについて「根拠がない」などと強く反発しました。
そのうえで「中国は、主権や領土と海域の区分の問題において、長年にわたり一度として、みずから、もめ事を起こしたことはない。すべて関係国などが、もめ事を引き起こした状況のなか、中国政府がやむを得ず対応したものだ」と主張しました。
さらに王副総参謀長は「長官の演説は30日夜の安倍総理大臣の基調講演を連想させ、それぞれ同調したものだと感じた」と述べ、安倍総理大臣やヘーゲル長官の一連の発言に強い不快感を示しました。
そのうえで王副総参謀長は安倍総理大臣の講演について「現在唱えている『積極的平和主義』は日本の平和憲法を改め、政治的に右傾化し、軍国主義に走ろうとするものだ」と批判し、中国の主張を繰り返しました。
(NHK)
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【シンガポール時事】シンガポールで開かれたアジア安全保障会議で、王冠中・中国人民解放軍副総参謀長が1日演説し、南シナ海などでの中国の行動をけん制、非難した安倍晋三首相の基調講演とヘーゲル米国防長官の演説について、「挑発的だ」と反発した。
 同会議で安倍首相は5月30日、南シナ海での中国の行動を念頭に「強い非難の対象とならざるを得ない」と発言。ヘーゲル長官も31日、南シナ海で一方的な行動を取っていると中国を批判した。
 これに対し王副総参謀長は、安倍首相の発言について「国名は挙げていないが中国を攻撃している」と指摘。ヘーゲル氏の演説についても「中国への批判は根拠がなく、覇権主義的な考えがちりばめられている」と強く批判した。ただ、2人の発言を比較すると「ヘーゲル氏の発言の方が直接的で良かった」とも述べ、米国よりも日本に対する批判を強調した。 
 一方、軍同士の衝突など緊急時の各国との連絡メカニズムについては「日本も含めて大切と思っている」と述べ、日本とも構築する意思があることを示した。(2014/06/01-14:45)
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NHKと時事は上のような書き方だが、噛み砕くと次のようになるそうだ。
シンガポール安保会議に出席していた中国人民解放軍副総参謀長が、「ヘーゲル国防長官の率直な中国批判に率直に反論させてもらう」として、「日米が結託して中国を批判するなら、中国はそんな日米に断固戦う」と、面と向かって、米中国防大臣会議の中で言い放った。
一同驚いたが、もっと驚いたのは、「ヘーゲルは率直だからまだましだ。国名を挙げず婉曲に中国を批判した安倍は悪質で、絶対に許さない」と強調したことだ。
アメリカとはやっていくが日本とは喧嘩すると宣言された。
こんな外交をしているのか。
落日・日本の象徴としての総理大臣、嘘つき、軽薄、単純な思い込み、官僚に言われないと感じられない感受性のありかた、官僚に言われないと知ることができない知性のあり方、自己の発言の矛盾にも気づくことなく物怖じせずに振る舞い周囲を失笑させ、東大卒だったのは祖父と父親までだったとみんなに思い出させる人。
外交上の損失は計り知れない。
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反日で韓国と中国は接近し、オバマは安倍を徹底して嫌い、ロシアにとってもすでに日本は中国の半分の重みしかない。
積極的平和主義と戦略的互恵主義で「中国包囲網」という意味不明のことを行っているが、結局は日本が孤立しているだけで、付き合ってくれるのは北朝鮮だけではないのだろうか。
素晴らしい外交センスである。

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集団的防衛権の現実的な問題は、尖閣をめぐる中国、ホルムズ海峡をめぐるイランであるが、
米国はすでに中東への関心を失いつつあり、原油の確保で実弾を撃つなら自分でやればいいということだ
しかしそれにしても、
中東の原油以外にエネルギー確保の方法はあるという意見はあるのに、
今後も中東原油と既存原発に頼るというエネルギー政策である

結果として、アメリカ軍事産業の思い通り

取り巻きの提出する作文を読んでいるだけの総理
目先のことしか考えない取り巻き

それがどのような結果をもたらすかを見届けるのもまた庶民の役割だろう
「あの時安倍に賛成したことはなかった」「あの時安倍を選んだつもりはなかった」などと
後になってコメントするのだろう
それもまたよい
それもまた歴史である

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小学校の先生が言うのだが、日本人が軍隊を作っても、実質戦争は無理ではないかと。
学級崩壊は悲惨な現実だし、モンスターペアレントはいるし

軍隊を作っても、軍隊崩壊し、モンスターペアレントが指揮官に抗議するのだろうという

自民党幹事長、石破氏は『命令に従わないなら死刑だ』という意味のことを言ったそうだが
もしそうならば敵と戦闘する前に日本軍は半減しているはずである

勇敢な性質の人は先に死んでしまい
そうでない人はあとまで残る、それもまた戦争の一面である