病気とは

病気には外傷、腫瘍、変性、感染、などがあると病理学で教えられていて
生活障害を病気とは言わないのだが
拡張した意味としては機能障害を病気ということもあるが
それはあくまでも拡張した意味である

たとえば
先天的に足の骨がどちらかに曲がっていたとして
歩くには不自由であるし
見た目にもあまりよくないかもしれないが
サッカーでもしたらものすごい変化球を蹴ることができるかもしれない
そんな場合には
それを病気というのか言わないのか微妙なことになる

医学としては
顕微鏡で骨を検査して別段異常はないので
何病とも確定診断をつけることができない

精神の機能異常の場合にも似たことが言える
釣鐘状のばらつきの端っこならばそれを病気とは言わないのだが
そんな厳密な区別はできないのだから
きわめて曖昧に言葉を使用している