隣の人が領土を侵略してくるかもしれないから
防衛のために軍隊を持ち、核兵器を装備して、抑止力とする必要があるとの議論は
昔しばしば目にした
理論的に言えば、充分な防衛装備とは、核生成攻撃で一瞬にして相手を殲滅できる装備のことだろう
しかしそれはつまり人類の全滅を意味する
考えて見れば、高知県と愛媛県で県境について争い、
遂には核先制攻撃で人類が滅亡したなどということがあるはずもないしあってほしくない
国同士の戦争だって同じようなものだ
現在は、抑止力は通常兵器で充分という解釈になっているのだろうか
人類全体が破滅しない程度の局地戦で抑止するということなのだろうか
武器屋・戦争屋はオリンピック屋と似ている
ーー
結局、戦争をして領土や資源について決着をつけるというのは
現代では無理なことなのだから
と思うんですけどね